PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

Figure Skate

2004年シーズン最後のフィギュアスケート世界選手権をテレビで観る。


フィギュアは好きなんだけど、なかなか観る機会と時間がないのが悔しいところ。ついでに言うと現物を観に行くお金もない。そして現金な民放放送が頼りな為、日本人が強くないと地上波になかなか流れないという不条理さ故に、非常に大衆的ではないマイナーさがある。


勿論、日本人スケーターも好きだし、今回ドイツでの女子フリーで優勝した荒川静香は観ていてすごく気持ちがよかった。最終組のトップ滑走の荒川が終わった後、やった!!と破顔する彼女にこちらもニンマリしていたら、現場の観客もなかなか見られない見事なスタンディングオベーション迎えてくれて、この滑走を上回るフィーバーを出せた選手は、クワンも安藤もコーエンでもなかったから、優勝は納得で非常に満足だった。


とはいえ、フィギュアは日本人だけじゃない。寧ろ、本場と言える外国勢を観るのが面白い。種目もペアとかアイスダンスとかあるし、予選に始まりショートからフリーまで、トップを決めるのにこれでもかと言う程、過程があってそれだけ踊る選手が見られるはずなのに、テレビで女子のショートとフリーをカットなしは日本人だけというのが、軽く憤りできるほど解せないよ。


ダイジェストでちょっとだけ観た、プルシェンコの男子とかめちゃめちゃフィーバーして面白そうだったのに、非常に残念。(それにしても、ヤグディンが引退してしばらく見ない間にプルシェンコの背が伸びて、男らしくムサくなっていたことに苦笑。その無精髭はなんだよーって、お茶飲みながら一人でツッコミ入れてました。転けても優勝なのは、流石プルシェンコだなぁ、あぁホントに観たかった・・・)
そして、エキシビジョンが一番面白いのに、BSでしかやってないのも、ムムム。試合の緊張とは解き放されて、ポップミュージックで踊ったり、刀を小道具に振り回したり、選手の別な一面が観れるのになぁ。BSというまだまだ(私にとっては)ハイソなチャンネルがなければ、地上波でこれも観れたかもしれないと思うと、残念無念。