PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ドロシー・L・セイヤーズ「雲なす証言」Dorothy L. Sayers "Clouds of Witness"

正月から突如始まったセイヤーズ読破を続々と・・・。 ひさびさに利用した送料単価の安い”ふるほんホームズ”でこれと「ベローナクラブの不愉快な事件」「不自然な死」の初期の2作を購入。嬉々として読みはじめる。 殺人犯で捕まえられたのが、自分の兄にして…

ドロシー・L・セイヤーズ「誰の死体?」Dorothy L. Sayers ”Whose Body?”

たぶん、あまり読まなくなって段ボールに押し込められている箱をあければ(過去に読んだのは確実で)、この本が出てくる気は大いにしたが、馴染みのブックオフで100円セール棚にピーター卿を見つけてしまい、ついつい購入。 「誰の死体?」、題名に「?」が…

のだめ

のだめの新刊が出た。 正しく言うと、二ノ宮知子の「のだめのカンタービレ」の11巻が出た。昨年衝動買いして集めたのもお腹が可笑しくダハハハってほど、この漫画愉快だから。少女漫画でクラッシックを描いた大爆笑マンガ。コミック新刊は時期を買い逃すと、…

宮部みゆき「ぼんくら」(上)(下)

作者もひいては主人公もぼんくらではありません。 宮部みゆきの時代物の中では、「震える岩」がいちばんだったけど、「ぼんくら」も並べていいと思う。 宮部みゆき ぼんくら(上)講談社文庫 590円 2004/4/15発行 宮部みゆき ぼんくら(下)講談社文庫 590円…

賀正

謹んで新春のお喜びを申し上げます。 例年どおり会社は30日まで仕事で、三が日までお休み。大掃除もする間もなく、休みを良いことに惰眠をし、大晦日に降り積もる雪を眺めていたら、年は簡単に感慨も深くないまま明けてしまい、あっけない年越しだった。 昨…

ドロシー・L・セイヤーズ「学寮祭の夜」Dorothy L. Sayers "Gaudy Night"

正月ぐらい本を読む暇ぐらいあるだろうと、嬉々として年末休館前に図書館へ。 そこで借りたのが、セイヤーズの「学寮祭の夜」。 貴族探偵のピーター・ウィムジィ卿が活躍するこのシリーズは、10年ぐらい前、高校の時に友達が嵌って、貸してくれた覚えがある…