PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

2005-01-01から1年間の記事一覧

戌年

小春日和な日、家の南側に広がる芝生に愚犬を寝転がして、撫でながらぼぅっとするのが至福。時間にしたら10分程度だけど(それ以上そうしていたら惚けた人だと近所に噂されるだろう・・・)、空にぽっかりとしている雲のように、とりとめもないことが頭に浮…

加納朋子「月曜日の水玉模様」集英社文庫

加納さんの本は、いつ取っても危なげない。この安心感が購入してすぐ読まなくてもよいと思って、逆に未読タワーが高くなってしまう原因のような気もするが、夏に買って早くも斜塔になりかけているタワーの中間(上が新しい購入本)にいた水玉模様をやっと引…

OCEANLANE

iTMSは今年大活躍だ。会社の行き帰りが主用途だけど、なんだかいい感じ。して、今はOCEANLANE。メロディアスな調子が声と一緒に好きだなぁ。 音楽の趣向にこれという方向性はないけど、一律に声かなぁ。いちばんよく聴くのはSTING。 CD買うときにに曲が良く…

Happy Holiday!!

アメリカではメリークリスマスというのは、キリスト教色が強すぎるからって、メリクリはハピホリなんだって。なんだか生きにくい世の中だと思う。そこまでせなならんのかねって。仏教徒なのに、クリスマスをイベントにしちゃう日本では考えられないなぁ。こ…

世田谷パブリックシアター「偶然の音楽」

とても良かった、ひとことで言えば簡単すぎるけど、それに尽きる。 オケピしていた白井晃氏演出による、ポール・オースターの翻訳劇。 青山円形で「エドモンド」を観たときに、チラシを見たのが、初だろうか?オースターのいつも惹かれる翻訳題名と、中村ト…

iTMS

久々ブログ日和というか、怒濤の13時間超過勤務後の2週間ぶりの土日連休な週末。 いい天気で、好きな事してよく寝てまったりと、よい目覚め。 最近、ITMSに見事にハマっている。 音楽は別にジャンル関係なくわりと何でも聞くのがいけないのか、ここのお手軽…

ヘコむ。

中学生以来かね?久々というほどお目にかかってなかった悪意ある低レベルイヤガラセが身近で起こった。自分が標的じゃないから当事者の心境とは比べようもないけど、それは…ってほど、明らかにヘコむ、かなり。いい大人がなにしてんだよっ!!と相手が誰だか…

大人計画「七人の恋人」

下北沢の本田劇場で大人計画の演劇をはじめて観てきた。 噂のクドカン(宮藤官九郎)の名前と顔もはじめて一致。ああ、こんな人だったんだぁと、感慨深かった。 さて、肝心の劇は白い恋人、やっぱり田辺誠一氏。 メントス食い(紙まで食うのが技)、メントス飛…

For Wedding

ああ、来たと思った。 やっぱり来るもんは来るんだなぁと。十年数来の友達の結婚。いや、オメデトとは心から言うよ。いちばんそういう事に無頓着かと思っていたんだけど、キャラが面白いゆえに相手方がほっとかなかったんだろうなと思う。ヤツと一緒にいると…

荻原規子「空色勾玉」

なんもかも、ふんわり慈しみたくなるような、気持ちのよい読後。 古事記とか日本書紀とか、学校の教材で買わされて、引きだしの隅に眠っているテキストを熱心に読み返したくなる。ファンタジーは無類にどれも好きだが、日本で生まれたからわかるのかもなって…

頭文字D/INITIAL D THE MOVIE

イニDの映画を見てきた。 原作漫画を高校のときに、友人にチョイ借りて読んでいたのと、日本漫画がいかに香港映画になるかが観たくて。 いやー、期待以上っすわ、かなり面白くて力入れて気に入りました、香港映画版イニD!! 拓海役はジェイ・チョウ(Jay Cho…

エドモンド@青山円形劇場

渋谷、青山円形劇場。 初めて行った。 ここで劇をやるのは、観客にとってはかなり面白い。円形で前から後ろまで10列あるかどうか。こじんまりした小劇場みたいで、私の席は前から2番目の円形に四方に通路が渡された階段の側だった。 舞台まで手が届きそうな…

レイ・ブラッドベリ「火星年代記」

詩的な文章にわけもわからず、ウットリする。 火星人って、昔フロムエーのCMでカーカーキンキンカーキンキンしてた緑か黄色(どちらかが)のタコしか思いつかないのは、感受性に乏しいからだろうか。そんな自分の発想に深いため息つきながら、ブラッドベリっ…

真っ暗!!

ヒドイ雷雨だよっ。さっき風呂入ってたら、ブレーカーが落ちて真っ暗闇〜。 それも、更に五分後にも、計二度!!私ゃ、頭洗っていたのに、お湯が水になるしー。会社からの帰りは、浅瀬をピクニック状態が駅までで、駅からは冠水道を試しに自転車で大疾走だっ…

ハイキング・フォー・ヒューマンライフ@中野ザ・ポケット

中野・ザ・ポケットにハイキング。 宇梶剛士さん率いる劇団damin第五回公演で、阿佐ヶ谷スパイダースの中山佑一朗さんが観たくて、チャレンジ。いやー、中山さんは無敵だねぇ。 どこで観てもこれほど面白いとは、流石としか言えません。 加えて宇梶剛士さん。…

今日はハイキング・フォー・ヒューマンライフ

あっつい。 窓を開けっ放しで寝ていて、風が強くてカーテンが本棚にバコバコ当たる音で目が覚める。効果音として、一緒に床に置いていたグアム旅行パンフがガサガサ言っていた。これからシャッキリして中野に「ハイキング・フォー・ヒューマンライフ」を観に…

世の中お盆だね。(という人のほとんどは仕事している)

今年はお盆の入りが久々土曜日で、お墓にお迎えに行けた。 ここ何年か平日が続いて、仕事だったから、お墓参りもひさびさ。小さい頃、浴衣に小さい提灯持って、送り迎えするのが行事的になんか好きだったな。うちは、盆暮れ正月、一通りの年中行事をする家だ…

The iTunes Music Store

アマゾンコムを物色中にフト目に付いたそれ。iTUNEミュージックストアで使えるプリペイドカード。 うっ。 マジで!! ここで音楽が買えたら、めちゃ便利だろうなと、海外版をよく覗いたり、洋楽を試聴していいわ〜としていたけど、ついに遂に日本登場に…

西尾維新「ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹」

独特な語り口についつい嵌る。バトルロワイヤルを彷佛とさせる感じで、あまりにも簡単に人を殺す・殺されなんだけど、不謹慎にも展開が面白い。とはいえ、シリーズなのに、未だ「零崎人識の人間試験」しか読んでおらず、これが2冊目だから、誰がどう繋がっ…

長塚圭史・作演出「LAST SHOW」

24日、渋谷パルコ劇場で長塚圭史作・演出の「LAST SHOW」を観て来た。 長塚作品は去年から誘われるがままに観ていたけど、唸るっていうか、笑いのポイントはとても高いけど、ストーリーが予期せず人のダークサイドをこれでもかと描くので、楽しい…

土曜は家でのんびり、至福だ。

明日、長塚圭史の「LAST SHOW」を観に行くんだ。知らなかったけど、どうも千秋楽らしい。結構楽しみになって来た。 腱鞘炎がね、まったく直らないね。手に違和感と上腕も痛いし、昨日は首が動かせなくて、会社で呻いていて笑われた。ホント年だわ〜。しっか…

森福都と森絵都

似てるよね? 名前・・・。夏になると、この時期本屋の商戦に釣られて文庫本がほしくなる。ブックチャームにしよか、ブックカバーにしよか、図書カードか、迷うところ。池袋のリブロに行ったので、あの地下をウロウロ。 めぼしい文庫に目を付けていたが、ふ…

飲み会

暑いとビールが美味しいなんて、だいぶオヤジくさくなったけど、この時期の冷えたビールはグーッといけてしまう。今日は大学時代の友人とひっそり飲み会。酒は飲める3人、いろんな飲み会があるけど、特別この仲間で飲む酒がいちばん気取らず私は好きだ。大…

創元推理文庫さん、ごめんなさい。

本屋に行きました。 暑い中、チャリを駆って。夏前にして、新潮文庫の100冊とか角川文庫のナツイチとか、今年もブックチャームか、あぁこのブックカバーなら欲しいかもとか、軽く2冊ぐらいなら本買って帰ろうかなと物色中に、それはあった。海外文庫の並…

筒井康隆「富豪刑事」

筒井康隆氏の本は高校生の時に読んだ「パプリカ」以来久々だ。 「パプリカ」は格好良くて、日本のSFとしたら好きな本のひとつ。テレビでドラマになった影響もあって、古本屋で売っているのを買ってみた。(とはいえドラマも未鑑賞・・・)ドラマ版は深キョン…

北森鴻「連丈那智フィールドファイル1 凶笑面」

「メイン・ディシュ」つながりで、前に古本屋で購入したのだけど、埋もれていた「凶笑面」を読み出そうと取り出す。一度図書館でも借りた事があり、連作のうち一作は読んでいたが、なかなかはまれずに、そのまま図書館に帰した覚えが・・・。読み出してみる…

腱鞘炎

先週から手の腱鞘炎に苦しんでいる。年かねぇ、大して打ち込み仕事もやれていないのに、どうして手に来る?みたいな。 仕事は一般事務。とはいえ、残業ありあり。土日休めないのもザラ。自分の仕事は沢山あるんだが、日中は社内の電話対応で通り過ぎて行くと…

誕生日プレゼント

友達のお子の誕生日が間近。プレゼントを物色しに池袋を放浪。 前日、グループ会社の社員総会で履きなれないヒールにて一日を過ごしたせいで、筋肉痛とマメで歩き方がヨボヨボ。 前からいろいろ考えていたけど、気持ち的にとっても絵本が贈りたくてジュンク…

北森鴻「メイン・ディッシュ」文庫版

五年前に図書館で借りたことがあり、そのときの感想が下段。 北森鴻は「冬狐堂シリーズ」とか「凶笑面」とか固そうな本しか書かないのかと思っていたので、それを愉快に裏切るこの演劇料理推理本はいつ読んでも、味わい深く楽しい。 この五年の間に自室に今…

戦国自衛隊

昨日は「大いなる休暇」と続けて「戦国自衛隊」も観たんだった。角川映画60年の記念作品として、江口洋介主演でリメイク。昔の「戦国〜」も観た事ある気がしたんだけど、リメイクを観ても前作が全く思い出せないのは、観てなかったのかと訝しむホド…、記憶…