PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

2004-01-01から1年間の記事一覧

Frank Gehry

今年もまたあと僅かやんけ・・・。 1年進むのが本当に早いっす。そりゃぁ、知らない間に年をとっていくはずだよと言い訳する口実でもあるが、実際にスピードを感じないまま終わってゆく年を振り返るのもそんなに楽しくない。 24日の金曜日にクリスマスイブだ…

BookJamper

翌日休みだと思うと、うきうきして夜更かし三昧しているが、昨夜はネットでパピルスを覗いているうちに、眠りの世界に入り込んでしまい、気付けば目覚ましスヌーズ機能の携帯電話のアラームを止められずに格闘していた。 その後にいつものように起きなくても…

色の魔法

時間があるときに、本屋を徘徊するのが好き。 買えそうもない美術書をみたり、解読できない科学書に触れてみたり、勝手気侭に物色しているだけで幸せで、地震で自室の本に埋もれて死んでも決して文句の言えないタイプだ。 目的があるより(見つけられた試し…

FRESH BOOK

初心に戻りたくなると、「銀英伝」が読みたくなる。 ここ2・3日、その銀英伝を手にして、しみじみふむふむしている。指南書というか、私を原点に帰してくれる。 銀英を読んでいると、話題になるのはどっち派か問われるが、私は同盟軍ヤン艦隊付きである。ち…

blue is black.

11月は月初のみがサイアクではなかった。 今月のはじめに人員不足のところを、上司が休んで云々書いたが、事態はそれよりもいつの間にかヒドかった。なんとその頼りの上司と本社スタッフが突然のトレード!! ぅっっおい〜〜〜!! 最近月中に決まって、決行…

ガース・ニクス「古王国記3 アブホーセン 聖賢の絆」

その日の朝、ネットで調べた図書館の蔵書検索で「アブホーセン」が最寄りの図書館で貸し出し中だったら、本屋に行って新刊を買って来るところだった。 ところが幸いにも、貸し出しの文字は図書館名の横に並んでいなく、これは運の問題だとチャリで図書館へ飛…

ガース・ニクス「古王国記1 サブリエル 冥界の扉 」

シリーズものを、続きだと知っていながら途中から読むのと、全く知らなくて読んでから気付くのと二通りが私にはよくある。(待っていられないんだろうか・・・) 今回は確信犯の前者。3巻ものの続きなのに、2巻目から読み出して、戻ったそもそもの始まりがこ…

Sunday

月曜日から始まった11月は厄月かと思うほど、まったくヒドい幕開けだった。 なにせうちの会社、1日〜5日までが毎月繁忙期。自分的な役割の締めで私は8日ぐらいまで追われているが、全社的に5日まではブルーになるほど、煩わしい。 それが頼りになる上司が突…

ガース・ニクス「古王国記2 ライラエル 氷の迷宮」

図書館の書棚で目をひく本だった。 カチッとした印象のある大きさと厚みで、黒地に魔法の書を思わせるデザインのよい装丁。 これが全3巻セットで「サブリエル」「ライラエル」「アブホーセン」と並んでいたら、雰囲気ありすぎて、それだけでいとも容易く手に…

Earthquake

夕方、ちょうど外へ出ていて家の前まで来たところで、裏山に住み着いている烏たちが空を暗くするほど飛び立ってカーカー言っていると思ったら、隣の貸倉庫のシャッターが突然ガシャガシャと誰もいないに揺れて音がし出した。あまりにも不自然で、えっ、誰よ…

クライヴ・バーカー「アバラット」

異世界へ入り込んだ少女キャンディの冒険譚。 こう書くと、ファンタジーにはどこにでもある在り来たりな話になってしまうが、読んでみるとアバラットはアバラットであり、それ以外のなにものでもない。 図書館であっ、これって結構面白そうってなにかで見た…

錦秋

さ、さむい。 秋晴れを期待して目を覚ましたら、どんより曇り空と寒さでブルッとする。 せっかくの週末の休みなのに、そのまま毛布を被ってゴロゴロ寝るのも良かったが、逆に寒さに負けてとうとうやらなきゃと思っていたタンスの夏物を思いきりよく衣替えし…

今年もあと2ヶ月

夏が過ぎた後は脱力する。 時がいつの間にか経ってしまうことに、腹が立つのと、虚しいのと隣合わせなことに。要はどうにもならないんだけど、ふとそういうことに気付いてしまう。 この頁にいろいろアップしようとして、しようと思うだけで実行できていなく…

コニー・ウィリス「犬は勘定に入りません」

うん、ウィリスは面白いという結論。 そして格別、この「犬は勘定に入れません」という本。 「ドゥームズディ・ブック」のように誰もが死ぬのでなく、全く奇跡的にも誰も死なないし(勿論勘定に入っていない犬も猫も)、ユーモアたっぷりで、タイムトラベル…

残暑

ウィークエンドが来て、自宅でのんびり。何もない週末もいいもんだ。 伸び放題で収拾がつかなくなってきた髪を切りに行き、さっぱりしたものの、前髪が短すぎて、情けない様子。図書館へ2週間は期限の過ぎた本を返しに行き,代わりに読みたかったコニー・ウ…

うちにはクーラーがない。いや、もというちの私の部屋にはクーラーがない。 今年の7月末あたりに熱帯夜が続いたときには、もう寝れなくて駄目だと思ったが、それ以降どうにか乗り切ってしまってきている今年の夏。 周囲にこの話をすると、信じられないという…

フィリップ・プルマン「黄金の羅針盤 & 神秘の短剣 & 琥珀の望遠鏡」

ライラの冒険シリーズ切欠は新潮文庫なので、またYonda?ポイントを貯めようと物色したからに他ならない。 ところが読み出してみると、これが殊の外面白い。同じような年代の少年少女であるハリーとかペギー・スーとかの世界とは一線を画する。舞台が圧倒され…

吉田篤弘「つむじ風食堂の夜」

返却期限を過ぎた図書館の本をやっと読む。 ほっこりと、なんでもないことのようだけど、温かくなる。2時間もあれば捲りきってしまう、しめて158頁の物語。背表紙を含めた表紙が真っ黒で、白地に浮き上がる題名にぽつんと星が1つ。逆に裏面は真っ白で、…

strong wind

南からの強風が強くて、窓を開けると部屋に散らばっている雑多なものがバタバタと音を立てて飛んでしまう、夏へ向かって行く午後。外の日差しはジリジリと強烈で、自転車を漕ぐ額に汗が浮き出た。手持ち無沙汰な思考回路に活字でも入れようと、図書館へふら…

the rainy season

10年以上ぶりかと思うけど、銀色夏生の本を読んだ。 読んだといっても、「外国風景」という海外旅行時に撮った写真をコメントと一緒にさらさらと載せている本だから、鑑賞したと言った方が正しいか。 1980年代後半によく本屋で立ち読みした「go go heaven の…

もてあます

週末が来ることを、平日はなによりも恋い焦がれている程のクセして、いざ休みとなるとその暇を持て余している。勿体ないことだ。でも、なによりこの週末は寒いのがいけないと天候のせいにしてみたりする。

ダム・ウェイター ver.B

場所、三軒茶屋、シアタートラム。 天候、曇しばしば雨。 13時開演、13時55分終劇の短い二人芝居。脚本はハロルド・ピンター。知った風に書いているけど、見に行くまで知らなかったことだらけ。 非常にシンプルだ。なにせ二人しか登場人物がいないから、誰が…

Sale

ふらっとブックオフに行ったら、5冊で半額セール期間で特別欲しい本があったわけでもないのに、いつのまにか手には5本があれぇ?りっぱな犬になる方法とか、なつかしい銀色夏生の本だったり、池波正太郎の料理の本だったり、極力100円コーナーで5冊選び出…

春眠

今年のゴールデンウィークが世の中的に12連休だってことを、自分の会社の会議で知ってショックを受けている4月(これもよそ様だけで自社には微塵も関係ない)。桜は仕事と満開の盛りに風雨に曝されて、いつのまにか見所をまさしく見逃したまま終わってしまい…

Figure Skate

2004年シーズン最後のフィギュアスケート世界選手権をテレビで観る。 フィギュアは好きなんだけど、なかなか観る機会と時間がないのが悔しいところ。ついでに言うと現物を観に行くお金もない。そして現金な民放放送が頼りな為、日本人が強くないと地上波にな…

ご冥福を。

久々のなにもスケジュールのない週末2連休を、そのまま何も考えずに羽を伸ばす。 とはいえ、昨日は春分の日でお菓子屋さんでもないのに、凡そ100個の牡丹餅の餡子つけ作業に朝から狩り出され、いつもなら寝ていられるはずが不機嫌。その機嫌を表現するか…

Let's go to the Movie.

毎月1日は映画の日。 どの映画でも1本1000円で観れる映画鑑賞推奨日。お金がないときには、この日を狙ってよく映画を観に行ったものだけど、社会人になってすっかりそのことを忘れていた私だったが、その週の木曜日に友人から来たメールで、日曜が1日だった…

ジャスパー・フォード「文学刑事サーズディ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ!」

邦題は「文学刑事サーズディ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ!」。休日にぶらっと寄った図書館で奇妙なシュルレアリスムぽい表紙絵と相俟って目を引く不思議な本だった。 さて現代日本で「ジェーン・エア」の知名度はどれくらいあるんだろう。「文学刑事…

Oh!baby

4日からの仕事初め、怒濤でした。 朝9時始まりの終了夜22時な日々。 なんでこんなに頑張ってんだろうって疑問に思う程。天気の良い日にこちらの仕事はいっぱいあるのに、バイトの子が幾度となく睡魔と闘ってパソコン画面の前でうつらうつらされた日にゃぁ、…

三が日

久々に4連休やんけと、年末年始にほっとしていたのも束の間。飲んで騒いでを連日繰り返していたら(ダイエット宣言はいずこへ?)、カレンダーは既に3日。ってことは明日から仕事かい?!という状況で既にガックリ。この最終日を有意義に過ごそうというより…