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-オシツオサレツ日々は過ぎる

ハイキング・フォー・ヒューマンライフ@中野ザ・ポケット

中野・ザ・ポケットにハイキング。

宇梶剛士さん率いる劇団damin第五回公演で、阿佐ヶ谷スパイダースの中山佑一朗さんが観たくて、チャレンジ。いやー、中山さんは無敵だねぇ。
どこで観てもこれほど面白いとは、流石としか言えません。

加えて宇梶剛士さん。

個人的にはたまに鉄腕DASHでしかお目にかかっていませんが、ホンマ大好きっす。して、ここではゴールデン・レトリバー。金髪にガタイが大きくて、まさしく大型犬。はじめ、あれがそのまんま犬だと気づかなくて、フムフム観ていたんだけど、中山氏に喜んで戯れる様は、ホンマ犬でした。ボールなげて取って来いシーンは、ええ明らかに拙宅の愚犬を思い出すほど、まざまざとリアルでほのぼの感に目尻が下がりました。

全体的には、これはとてもメッセージ性の強い劇だった。富士の樹海=自殺と連想できるように、そこはあくまで陰気な場所。陽じゃなくて、陰の粒子が強い地場。そこを吹き出しそうな場面多々(荒谷清水さんらの洞窟シーンが秀逸)でサラリと強く語ってしまうのが、上手いなぁと魅せられた。とてもいい劇だったと思う。