PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

「ヒステリア―あるいは、ある強迫神経症の分析の断片」@シアタートラム

うぅん。
フロイト先生の串田和美さんはいい味でした。
カーテンコール時にお茶目に手を振ってる姿が好印象で。

あとは、動く屋敷。なぜかネズミ王国のホーンテッドマンションを思い出す。
ここは劇場だけど、お化け屋敷だったっけ?と目が覚めるあたり。
舞台効果の画像は、白井さんが去年舞台した映像の魔術師ロベール・ルパージュを彷彿とさせる。


そして、眠い・・・。
頑張って観てたんだけど、クライマックスでフロイト先生がヒステリーな女(荻野目慶子)に追いつめられて、ダリの世界に入っちゃうシーンの手前。物語の核だったと思うんだけど・・・、意識散漫で自由に無意識の世界へ飛び立ってました。


スペイン人、有名なシュールレアリスムの画家ダリに白井晃さん。
あっはっは。怪しげな変人ぶりがイイネ。ホントにこんな人だったのか、ダリの人生には興味が湧いた。
しばらくズボンを脱がされて、靴下に猿股?スパッツ?姿が長く観れるんだけど、おぉ足ながっ。
っつか、スタイル良くっていいわ〜と、変な視点に・・・。


傑作コメディと名を打ってあるけど、そんなには笑えません。
翻訳ものだからなのか、日本人にはフロイト理論はかじっていたとしても馴染みがあるもんでもないんで、笑いのツボが外人とは違う気がしやす。時代背景とかもよくわかってないし。なにせフロイト先生で思い出したのは、川原泉の「フロイト1/2」に出てくる風呂糸教授だったもんなぁ・・・。