PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

bj-league FINAL4 vsTOKYO Apache

うわさの16連休もどこへやら、ゴールデンウィークはおろか5/16・17まで一日も仕事が休めなかった5月の心のよりどころは、これが終わればbjのFINALを観に行けるだった。


東京は、接戦のセミを通り抜けて、悲願の雪辱Vの舞台にまた戻って来れたことがうれしかった。
昨年は決勝まで行ったけれども、青木康平さんの負傷やら、本領発揮できなかった(悪く言えばいつもの悪いパターンで、またしても大阪にやられた)あの決勝へ登りつめるんだって、わくわくしてたさ。

レギュラーシーズンで試合観てても、浜松はほほぅこりゃすごいと思うチームである。
攻守に波のあるアパッチと比べてしまうのはあれかもしれんが、フェニックスはいつでも誰でもシュートが外れる気がしない。
それはフリースローだろうが、レイアップだろうが、3Pだろうが、リングを潜ろうとするすべてのゴールでそう思わせる安心感がある。なによりこわいのが3P。誰でも隙あらば打ってくるし、しかもたやすく入る(ように見える)。
あれを何本もやられたら、アパッチに勝ち目はないだろうと薄々は思っていた。


だがしかし、ブライアントヘッドコーチは策を練っていた。(うん、これはすごかった)
ひたすらマークである。しかもW。
へばりつく城宝やら、康平さんやらのガードは功を奏し、極力浜松にシュートを打たせない作戦は、成功。
脅威のスン・ミンミンの2連続ハエタタキにもめげず(あれは反則じゃないけど、常人のやる気を削ぐ、かなり精神的ダメージのデカいプレーですわ。あんなん漫画の世界じゃなくても出来んだなあーと)、頑張ったさ。
ニックは後半リバウンド取れたし、えへへってか。
やればできるだろうと思っていたけど、やれたことにじわじわと沁み入る勝利だった。


レギュラーでの沖縄戦は苦手じゃなかったのになー。
1Q最初の攻めで点を入れれなかった所から、ずるずると離され、戻れなくなってしまった。


アパッチの悪い場面を集めた負け試合プレー集みたいな。
シュートもレイアップ入らず、フリースロー入らず(カクジツですコールは、辛うじて3回?4回?)、せっかくのスティールも逆にスティール返しとか。あげくはファウルゲームですよ。
アパッチのファウルゲームには慣れてるけど、ファウルしすぎとファウルとられ過ぎですよ、あれは。
ブライアントコーチが激怒したのもよくわかるし(審判妨害でコーチにテクニカルファウル出ちゃいました)、審判にも疑問を持つほど、たくさんファウルが出過ぎだったよー。
まずいまずいとは思っていたけど、最終4Qにとうとう城宝がファウルアウト(5つ目のファウル判定の当たりぐらい、フツーの試合なら常にあり得るディフェンスだと思うんだけど、ブースターの目で見てしまうからそう思うんだろうか・・・)、したらその後に続々とジョン・ハンフリーに、ニック・デービスまでもがアウト。おいおい。
極めつけは、さいごのさいごでデミオン・ベーカーが負傷でコートアウト。うわーーーー。あとは誰がおんねん?!


そこからはプレーが切れるたびにタイム。
戦略練り直し、仕切り直し、よっしゃまだいけると何度も思ったさ。
残り時間が4分が1分になっても、30秒が20秒になっても、あきらめたくはなかったし、タイム終了間際に皆でナンバー1と人差し指を重ねて組んだ円陣みて、痛切に一位になりたかったし、できるものならブースターの力で一位になれたらよかったのにと、じわっと涙溢れた。
時間は秒刻みだけと、刻々と過ぎ、終了の笛と同時に盛り上がったのは、沖縄。
あふれる指笛と三線の音に、ゴールドの紙吹雪。
あーあーーーー、そうだよ、去年も見たよこれ。(敗者としてね)
項垂れるアパッチメンバー、負傷したベーカーを取り囲むチームメイト。


こんなだめだめブースターでも、そりゃ、とてつもなく悔しくて、残念でしょうがなかった。
くっそと、ここでも泣けた。



でも前を向こう。
今日読んだブライアントHCのコメントが来期も頑張るって、やり残した仕事があると思っているって、そうそう楽しみは後に取っておこうか。
いざ、またGO APACHE GO!!の会場で、また来シーズン東京アパッチのエキサイティングな試合が見れたらいいな。