1998-12-17 解禁 日々 禁本・禁テレビのとうとう解禁だ。さっそく学校帰りに京極夏彦の「塗仏の支度」を嬉々として買って帰った。シリーズものの小説は、世界がだいたいわかっていて且つそれが好きなわけだから、非常に入っていきやすい。 今回は私と同種の人物であると思い込んでいる関口巽が事件の主人公だとも聞いていたし、榎木津のボケは最高だし、京極堂はかっこええし(いつもはそうでもないのだけど、今回は特にかな。奥さんもこれなら結婚するっしょって理解できたというか…)謎は絡まるばかりで、怒濤に読み進めてしまった。いかにも日本っていう感じのするこの小説の雰囲気が、ゲゲゲの鬼太郎やうしおととら同様に好きだなぁと。