PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

the rainy season

10年以上ぶりかと思うけど、銀色夏生の本を読んだ。
読んだといっても、「外国風景」という海外旅行時に撮った写真をコメントと一緒にさらさらと載せている本だから、鑑賞したと言った方が正しいか。


1980年代後半によく本屋で立ち読みした「go go heaven の勇気」とかを思い出して、彼女の本は非常に懐かしい気分を呼び起こす。一緒に思い出したのだけど、たぶん私はその頃彼女みたいな職業の人になりたかったんだ。
10年後の自分はなにをしているんだろうって、よく思っていたことだが、今はどの想像にも当てはまらなくて、且つしっくりする仕事をしているような気がする。
美術部に入りたくて、入部届を書いていたのに、なぜだか興味もなかった茶道部に入っていた自分らしいか。


しかし先週、会社で落ち込むことが続いて、かなり不調。こんなところ辞めてやると心の中で思うこと多々。極めつけが、かなり前に勤めていたという人から給与が振り込まれてない?!という問い合わせの電話を受けて、相手にブルー。なんで今頃そんなことに気付いて電話してくるわけ?おまけに働いていた年月もうろ覚えだし、こちらで調べたら全く違っていたし、名前も名乗りもせずに話をし出し、給与が振り込まれていないのはイジメですか?って、そんな会社あるわけないだろ!!!!


給与振込にエラーはまったくなく、働いていた年月もちゃんと伝えて、不審ならばご自分の銀行に自分で問い合わせしてほしいと伝えたけど、かなりの人間不信で且つ年があまり変わらないことに、相手がどうのこうのというより、こちらがショックだった。そこまで人を信じないで生きるのは、私にはとてもムリだよ。

Go Go Heavenの勇気 (角川文庫)

Go Go Heavenの勇気 (角川文庫)

外国風景 (角川文庫)

外国風景 (角川文庫)