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-オシツオサレツ日々は過ぎる

ドロシー・L・セイヤーズ「誰の死体?」Dorothy L. Sayers ”Whose Body?”

たぶん、あまり読まなくなって段ボールに押し込められている箱をあければ(過去に読んだのは確実で)、この本が出てくる気は大いにしたが、馴染みのブックオフで100円セール棚にピーター卿を見つけてしまい、ついつい購入。


「誰の死体?」、題名に「?」が付いているのが、主人公に違わずお茶目で、ふふふと思う。


マトモな初探偵事件なので、とっても初々しく、新鮮な気が。戦争で神経をやられているのをまだ垣間みさせる若きピーター卿につきしたがう、従僕バンター氏がやはり好きですわ。


誰の死体?
ドロシー・L・セイヤーズ「誰の死体?」創元推理文庫 500円 1993/9/24発行