PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

禿禿祭@世田谷パブリックシアター

大笑い。
いやー、期待はしていたけど、実際こんなに面白いとは思ってなかった。
かなり満足だった、この祭り。キョンキョンがゲストの21日千秋楽に行ってきた。


八嶋智人さんと高橋克美コンビは、ほんまにスバラシイ〜。
年1回でもいいから、これは今後も開催すべきです、だって腹が捩れるほど笑えたし、凸凹コンビとはよく言うけど、これだけ嵌ってしっくりくるお二人はそうそういませんって。
テレビのトリビアでは伝わらない、演劇ならではの面白さが間近で楽しめた。


第一部の演劇は手堅く、ふふふと含み笑いさせるような渋い感じが、第二部のトークは渋さはどこへやら、天然発揮の高橋さんに、気遣いフォローを怠らず何もかも持ち上げて面白くさせようとする八嶋さん、そこへ羨望の眼差しを集めるキョンキョン登場。素で高橋さんが喜んでいる姿が可笑しく、舞台上だというのにマイタオルで汗ふきふき遣りたい放題。


三人が「おかしな二人」の舞台で共演したときの話がまたウケる。
高橋&八嶋コンビは、スペイン人兄弟(もうその設定だけで笑える)で、思い出した八嶋さんがその当時のスペイン人真似をし出したり、高橋さんは浮き沈みする?口髭を付けていたそうだけど、あれはアントニオ・バンデラスになりたかったらしいとか。カードゲームに興じる場面で、カードがチェキで取った写真で、ひたすらキョンキョンを笑わせるよう小細工していたとか、舞台にあるべき小道具がなくて、焦ったときにキョンキョンが素知らぬ振りして取りに(舞台を)下がり、また持ってきて急に舞台が繋がったこと。(その間に焦った二人は、アドリブで誤魔化そうとするが、互い違いにまるっきり意図が反していたとか)出てくるわ出てくるわ、腹かかえるべき話が。
(おまけに1部の劇で八嶋さんの死んだ許嫁の写真を見ながら高橋さんが、すごくきれいな人だと例え出すんだけど、あれは実際に高橋さんたっての希望で(笑)、キョンキョンのグラビア写真だったらしい)

あー、マジで満腹です。ありがとうございましたっとお礼を言いたくなったぐらい。

無理でしょうけど、全部のゲストトークを集めたDVDを販売してほしいっす。荒れた?古田新太さんの会とか、八嶋さんが藤井隆くんから技を伝授された経緯とか、清水ミチコさんの物真似とかとか、いろいろ観たかったっす。楽日だったのは、よかったけど、もう観れないかと思うと、それは残念だった。