PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り「犬顔家の一族の陰謀〜金田真一耕之介の事件です。ノート」

題名が長過ぎるよっ。
そして劇も長かった。
なにより池袋のサンシャイン劇場よ、なぜあんなに座席の前が狭いんじゃ?!
辛かった、3時間劇を足を伸ばせずにどうとも組めずに(途中に笑いは多々あれど)じーっと座っているのは拷問に近い。わりと背丈も幅もない小柄な私がそう思うんだから、大柄な人とか長身の男の人には余計に辛いんじゃないかと・・・。


にしても、すごかった。
名前がチャンピオン祭りだからなのか、パロ満載。
時代に乗り遅れ気味な私にはよく判らないところも多かったり。
題名「犬神家の一族」なのは無論わかっていたし、主ストーリーもそれで行くが、冒頭から「オペラ座の怪人」に始まり、ええっ!と思い、各所で「DEATH NOTE」が絡み、「トランスフォーマー」に「千の風に乗って」もか・・・っと。


橋本じゅんさんの助佐衛門助介*1のアドリブ仕様は面白かった。
クドカンが舞台はじっこで俯きながら、ずっと肩揺らしてウケていたりして、笑えたし。
無理な注文言う古田新太の掛け合いが、可笑しい。


古田さんがやっぱ威力あるわ。
見た目生粋日本人なのにフランス国籍のロベール*2。胡散臭げなしゃべりが巧い!古田さんが絡む限りはなにかしてかずと思ってワクワクするね。


宮藤官九郎金田一はハマリ役だなぁ。あのノッポさん帽子?に着物がよく似合う。
そして細っ。
ストーリーの結末がほぼ途中で読めるせいか、クドカンの繰り返しボケは最後結構クドかった。


という感じで、初新感線だったんだけど、いいような悪いような。
とりあえず長くて腰が痛かったし、テンション高かったなぁと(傍観者)。

*1:すけざえもんすけすけ

*2:立ち上げているブランドがグッチッチ・・・