PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

錦秋


さ、さむい。


秋晴れを期待して目を覚ましたら、どんより曇り空と寒さでブルッとする。
せっかくの週末の休みなのに、そのまま毛布を被ってゴロゴロ寝るのも良かったが、逆に寒さに負けてとうとうやらなきゃと思っていたタンスの夏物を思いきりよく衣替えして温かくしてみる。やってみれば、それはそれで動くので寒くないし、一石二鳥か。ただし、夏物は衣装ケースにちゃんと入るんだが、出した冬物はタンスから溢れている。嵩張るからってのはわかるが、いいかげん着ない服もあるのは承知しているのを決断せねばならんかな・・・。


部屋も片付いたところで、そろそろ禁断症状が出ていた図書館へ出かける。
今は風呂の半身浴の読み物として、D.L.セイヤーズの「WHO'S BODY?(誰の死体?)」を読んでいて、うーんやっぱりウィムジィ卿は好きだなと思っているけど、かなり前に読んだことがあるので、血沸くような新鮮さがない。
そこへ行くと図書館は、毎度ながらただである本はどれでも借りれるから、スバラシイ。


心の拠り所、金欠の憩いの場。


残念ながら、ジャスパー・フォードの「サーズディ・ネクスト2」も「サブリエル」も貸し出し中で無かったが、クリス・ラースガードの「エア・ハンター 相続人を探せ」と西尾維新いしいしんじ小野不由美「くらのかみ」とかを見つけてくる。「くらのかみ」は買う気はしなかったが、図書館にあればこれは読むでしょうって。
これでも2週間の貸し出し期限に読むのは無理なのだが、児童書の棚に珍しく顔を出したら、ロフティングの「ガブガブの本」があって、思わず増やしてしまう。おぼろげな記憶でも私が小学生の時にはこの本はなかったと奥付をみてみたら1992年発行で、納得。ちょっと気になっていた「ネーシャン・サーガ」シリーズもこっちの書架で発見。P・プルマンが最近、羅針盤が有名になる前の児童向け本もあって非常にそそられたが、それもこれもいっぺんには読めないだろうって断念して、貸し出しカウンターへ。


したら、書庫の整理があるので、期限は3週間になっていますって、受付の人。オイオイ、それならさっきの本は持ってくるべきだったと、微妙な後悔のまま去る。
サブリエル?冥界の扉ガブガブの本?『ドリトル先生』番外篇くらのかみエア・ハンター?相続人を探せ誰の死体?