PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

Sunday

月曜日から始まった11月は厄月かと思うほど、まったくヒドい幕開けだった。
なにせうちの会社、1日〜5日までが毎月繁忙期。自分的な役割の締めで私は8日ぐらいまで追われているが、全社的に5日まではブルーになるほど、煩わしい。
それが頼りになる上司が突然の親の訃報で急遽休みとなったのが、選りにもよって1日。事務所内の事務業務をしているスタッフは、その上司と残りは私を含めて2人。うち1人は多忙期のため、5日まで他拠点へ手伝いに行くことになっていた。


その話を聞いてフト現実に気付けば・・・、ということは私1人のみかいっ。


ジャンジャカジャンジャン、これでもかってほど鳴る電話。
上司がいないために、そちらの業務の問い合わせ多数。且つ、それならこれぐらいは調べたり対応しておいてもらえる?のような遠回しの追加業務が覆い被さり、自分が身動きできなくなる。
1日目はなんとか仕様がないと対応していたが、2日・3日と続いていくと、これは・・・と流石になんとも行かなくなった。私のほかには、営業部隊の上司が3名いるが、これほど役にも立たんとはと、ひとり半ベソ状態だった。まぁ、なんにも判らないのだから、対応しようがないのは判るけどね。それだって鳴っている電話に出てくれたり、溜まっているFAXを仕分けしてくれてもええんやないのって、グチグチ思いましたんよ。


ほんとうにコレは痩せられるぞと実感するほど、仕事しました。


そして、上司が帰ってきたのは5日の午後から。5日はほとんどヤブレカブレ。
休んでいる上司担当の会社説明会にキープしていたはずの会場が、社内研修と重なっていることに気付いたのが、説明会が始まる2時間前。


っげ。


どうするか相談する相手もなく、たまに借りている隣接するビルへ急ぎ電話。15人ぐらいの会議室の空きはないかと問い合わせする。15人どころか、40人部屋が空いていますとの回答に、午後だけで13,000円も取るなんてボッタクリだろ?!と内心思いつつ、背に腹は代えられない窮地。いますぐお金を払いに行きますのでと、道路を超えてビルへダッシュ・・・。
昼もとうに過ぎたまま食いっぱぐれ、予約から帰ってきて説明会の準備を何もしていないと、資料をコピーして折り畳んでいた最中。「おっはよー」と明るい声でやってきた休んでいた上司にガッデムーと思いつつ、心底ほっとしたのは否めない。
もう、自分のCPUの稼働いっぱいいっぱいで、充電切れで、スリープしかけた1週間だった。二度と味わいたくないな。