PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

色の魔法

時間があるときに、本屋を徘徊するのが好き。
買えそうもない美術書をみたり、解読できない科学書に触れてみたり、勝手気侭に物色しているだけで幸せで、地震で自室の本に埋もれて死んでも決して文句の言えないタイプだ。


目的があるより(見つけられた試しがない・・・)当て所もなく彷徨うのがポイントで、そうすれば、これはっ!?という意外性に行き当たったりする。


そう、意外性といえば、人間の意外性が面白いと思う。見かけ物凄く飲めそうなアネゴなのに(偏見だろ)、全くの下戸だったり、そんなことは微塵も感じさせないのに英語ペラペラな人だったり、人は見かけでは計れない。自分もそうありたいと思うが、周囲に思わせた意外性はこの前発覚したことだが、10年来の友人に知り合って以来、ずっとユニークなAB型だと思われていたことぐらいだ。(大らかで包容力?のあるO型だと自負していたのに・・・。)


そんな本屋で行き当たったのが、「色の魔法 THE COLOR THERAPY BOOK」(扶桑社/2004.10.20発行)。”パラパラ捲ってピンと来たのがあなたへのメッセージ”って帯に興味を惹かれて、そのまま手に取ってふむふむ読んで奥付をみたら、おっと、これは。著者は相川七瀬さんで、ほほーっと。
前にテレビで最年少のカラーセラピストだって言われていたことがあったのを思い出して、納得。赤い髪して歌っていた彼女がと思うが、面白そうなのに変わりなく、RARI YOSHINOさんの挿絵もかわいく、そのまま衝動買いしてくる。


色は好きだな。光琳社の「色々な色」という本を持っているが、絵の具を混ぜれば色が変わるような単純なことだけど、色が見えるのと生まれるのはすごく不思議で、且つ日本古来の名前にはじまり世界各地で呼び名が違う色の名はそれぞれ意味があって興味深い。主としたら寒色の青が好きだが、鴇色という淡いふんわりとしたかわいさも捨てがたいところ。
色の魔法?THE COLOR THERAPY BOOK