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-オシツオサレツ日々は過ぎる

陽気なギャングが地球を回す

映画公開初日にひさびさ映画館へ。
雨でそんなにいるとも思ってなかったのに、混んでた。
10分前に受付したら、前から2番目の席しかなかった。


豪華キャストだ、しかも中山祐一朗さんが映画に出てる。
こりゃぁ、中山さんがどこに出てるか探しつつ、観ねばならんと。
伊坂幸太郎の原作を読んだし、事前準備はばっちり。


おぁ、中山さん!!
意外にしょっぱなから、出て来てびっくり。
しかも声だけの出演かとドキッとするぐらい、はじめのコマが短くて、マジ?瞬きしている間に出番が終わっちゃったのかも?!とビクビクしたら、いやいやゼンゼン。各所で中山さんの勇姿が観れて、わたしゃぁ、満足でした。


小説原作映画化にありがちな「やっぱ原作の方が面白い・・・」と思う大多数の映画に比べて、「陽気なギャングは〜」予想を覆してくれて予想外にかなり楽しめた。だってね、えーっとまだ映画中盤なのに、小説の終盤をもうしちゃうの?という展開なので、小説読んだ人にも最終的な結末が判らないしかけだった。


トップを張ってる4人のギャングは、やっぱいい役者だなぁと惚れ惚れし、脇にちょこちょこでてくる中山さんにしてもいいし、あと松尾スズキもウケたし、古田新太さんも美味しいとこ持ってく。Y新聞の映画欄に力み過ぎって評してあったけど、ゼンゼンそんなことなく、むしろ私にはしっくり面白いとはまる映画だった。衣装とか舞台とか、視覚的デザインも場面場面で凝っていて(鈴木京香はやっぱいいオンナっす)、目にも楽しめた。


はー、小説版に続編が出たんだって?お財布と相談しなきゃっ。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)