プラダを着た悪魔:THE DEVIL WERES PRADA
仕事に病み疲れ果てて*1、どうしても気分転換したくて、仕事を18:45でぶっちぎって、19:10開始の映画館へダッシュ。公開したばかりのせいもあるが、「プラダを着た悪魔」は実に混み混みだった。すれすれで劇場入りした時点で席数残り48。これは一番前とは言わないが、2番目あたりだよなぁと推測して、正しくその通り。2番目ど真ん中にて、どのアングルが首が痛くないかチャレしつつ、画面に見入る。
見始めてちょっとして、これは自分が思い描いていたストーリーとちょっと違うんだと、違和感。
ファッション界に憧れて入社した女の子が、鬼上司に扱かれつつも、メゲズにいい女になっていく*2ストーリーだと勝手に思ってたんだけど、間違いもいいところ。
- 主人公はファッション業界に憧れてない。
まったくその業界を知らない。
- 鬼上司はドンピシャ。
メリル・ストリープ、かなり良かった。”It' over.”とか矢鱈と連呼を真似する上司がいるのでは?
- メゲナい女の子。
アン・ハサウェイ、めっさ可愛すぎます。*3確かに女は化粧なり衣装を変えればかなり化けるけど、こうも好感触にモデルばりにイメチェンして周囲を驚かせて、ふおぉと思わせたのは地の良さとしか理解できないやん?
- いい女。
ハサウェイ役は確かにいい女になっていく過程というのは間違ってない。けど、なんか結末に違和感があるのは私だけ?この映画のメッセージがよくわらなくなってた。仕事はキツいけど頑張れば結果がでる(うん、これはわかる)。でもやっぱり合ってない仕事なら辞めるべき(主人公は辞めちゃったけど、それっていいのって辞め方・・・)。鬼上司だってそれをわかってくれるはず(メリル・ストリープだったらね)。だって、キツい仕事は恋人関係も家庭環境も崩壊するんだよ(うん、これも事実)。
とはいえ、メッセージはよく判らなくても映画的な面白さ*4は観るに値するかな。
いい気分転換にはなった。