PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

疑問形

閉店間際の本屋で本を買った。
「カバーをお掛けいたしましょうか?」とものすごく丁寧に聞かれて、思わず「お願いします」と答えたら、万を侍したようにすばやく差し出されたよ。


カバー済みの「のだめ」新刊…。


すげ、早っと思ったら、レジ後ろにカバー済みのだめが山になってんじゃん。
そしてちょっとは逡巡して選んだ私の「のだめ」はビニールをはがされもせず、また売り場に戻っていくんだろう。あー、平積みになってるのだめを、一番上じゃなくて、わざわざ二番目を引いたりして持っていかなくてよかった。だって、どれ選んだって、違う本が出てきたら、カンケーないもんな…と。


よく反復してみると、そうだよね、いかにもカバー掛けて欲しげな問いだったヨ。
いつもは、心情的に「やっぱカバー掛けるんですかね?」という感じの疑問形なのが、「今日は掛けた方がいいですよね?」とちょっと押しつけ口調だったもんね。