高野秀行「ワセダ三畳青春記」集英社文庫
ああ、可笑しいったらない。
電車の中で読むのは苦痛。
こんなに可笑しいのに、思いっきり噴き出せないなんて損した気分だよ。
今年のナツイチのストラップを貰ってみたいがために、昨日本屋で物色した甲斐があったというものだ。
そして、昨日買ったばかりで(しかも読み出したのは今日の夕方18時すぎからだというのに)読み切った自分に、ためいきも吐きたくなる。女性のマケイヌ本ではないが、気づいたら三十路に入っていたという気持ちはよく判る「行き詰まり」感にしみじみ。
それにしてもこれは高校時代に読むべきだね。
絶対ワセダに進学して、探検部に入ろうと思うもん。
幻獣ムベンベとか、クリスマスケーキ持ってUFO探しにとか、ほんとに素晴らしいよ。