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-オシツオサレツ日々は過ぎる

コニー・ウィリス「最後のウィネベーゴ」

The Last of the Winnebagos and other stories by Connie Willis


去年の年末に出てすぐ珍しく新刊本を買って、早数ヶ月。やっと読み終えた〜。
速度が遅い=内容が面白くないではなく、これはただ単に私が短篇集読むのが苦手だからに他ならない。連作短篇ならまだしも、ひとつの本でコロコロと内容が変わるのに集中力持続もスイッチ切替えもできないから、間が空いてのびのびになる。(すべてはこれを言い訳という)


さて、中でも一番好きなのは「スパイス・ポグロム(Spice Pogrom,1986」。シリアスなウィリスも嫌いじゃないが、ドタバタコメディの方がキタキタ!って感じでワクワクする。
SFに独特な造語は多いけど、舞台は日本が出資した宇宙コロニー(地名?がソニー)、文中で日本語がSF造語のように使われてるのが楽しい。これは原文でちょっと読んでみたいかもと思う。
おや?もしやこうなるのでは(orなったらいいな)?が、ウィリス的な手段で結末ハッピーエンドになるのが、わくわくするねぇ。

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