PUSHMIPULLYU

-オシツオサレツ日々は過ぎる

混じりあうこと、消えること

白井晃さん目当てに行ったんだけど、お初の前田司郎さんの方がヒットだった。

なにせ同年代。
時代ぐらいしか共有してないが、なんか空気は一緒だなぁと思ったんだが、気のせいか?


今日は劇後にアフタートークがあって、そこでお2人と元NHKアナウンサーの前田さん(土曜スタジオパーク?)がこの「わけわからない」劇について話したのが、興味深かったな。
「演劇はあくまで道具」「考えてる課程で道具ができるのであって、道具を作るために考えるんじゃない」とか、あんま最近真面目にそんなこと考える暇もなかったなぁーと。

特に漫画がバックヤードだという前田さん、「僕らの頃は漫画が面白かった」に思わず頷首。そして「いまは漫画はあんまり面白くない時代」に更にウンウン。その通りだ!と、そこでわかり合ったと言っていい。(一方通行だが)


「いまは殊更境界線を作ろうとしてる」「それをなくしたい、そもそも自分と周りを区別する境界は必要なんだろうか」「人間も動物も木も、言葉はしゃべれないかもしれないが、わかりあえると思う」とか、前田さんの考え方は懐かしくて、あー昔はそんなこと思ってたと、彼のおさえてるツボがハマるなぁと。